5人が本棚に入れています
本棚に追加
太｢探すわけないんだけど?気持ち悪いこと言わないでくれる?…勝利(まさと)｣
声のする方に目を向けずに言う太一の顔はいつもの太一じゃない｡
勝｢そう｡ざんねーん｣
ククっと笑いながら太一に言う｡
太｢さっさと帰れよ…(ボソ)｣
勝｢ん?何か言った??｣
小馬鹿にしたように笑いながら太一を見る
?｢お…お前いたのか!｣
諷｢……｡｣
?｢聞いてんのか?!｣
諷｢あぁ｡いましたよ｡荒(あらし)｣
荒｢無視すんなよ!｣
諷｢……(刀護達を見ている)｣
荒｢おい!!｣
全く相手にされない荒…(笑｡
?｢…………｣
健｢…な…なに…?｣
?｢…まだ生徒会にいたの?｣
不服そうに言う斗色(としき)
健｢…いるけど…｣
冷たい目線を送る斗色
冷や汗をたらして助けを求める健太｡
｢うぁーまたやってるよ…あいつら…｣
｢なんか可哀相になってくるよな｣
右をみれば叫んで走り回る裂にそれを追う刀護｡
左をみれば皆を見て笑う諷に無視される荒｡
後ろをみれば嫌そうな顔の太一と涼しい顔の勝利｡
前をみると冷ややかな視線を向ける斗色にしどろもどろな健太｡
端から見れば奇妙な光景だ｡
｡
最初のコメントを投稿しよう！