5人が本棚に入れています
本棚に追加
お客がいない裏にクラスメートが集まってくる。
「大丈夫だったか?」
「だ…だいじょうぶ…皆ごめんね…。お客サンあんまり呼び込めてない…」
お客の座ってる人数をみて気を落とす姫。
抵抗できなかった自分に情けなくて
ズーンとなってる健太。
いやーな雰囲気だ…
「気にすんな!姫!!俺が呼んできてやるから!!」
S組の委員長が
胸をはって言う。
――ドカッ――
「いてっ」
「いつまでしょげてるんだよ!ささっと接客してこい!チキン!」
裂におされて
健太は綺麗ないつもと全く違う教室にでる。
「すいませーん。これ下さい。」
「はい!」
急に呼ばれてびっくりする健太。
委員長が頑張ったのか
あの騒ぎのおかげか
お客で満席になってきた。
「あ、あの子じゃない?!パフォーマンスしてたの!」
健太と姫、裂たちをみる女の子のお客
「お、おい…あの騒ぎをパフォーマンスと勘違いしてる子がいるんだけど…?」
姫に耳打ちする。
「そ…そうだね…。」
「なぁ裂、あれパフォーマンスに見えたんだって」
「そうだったか。俺目当てのお客ばっかか!」
顔をきめて話をする裂
(ナルシストが!!)
健太は心の中で思う。
そんな喋っている間もなく忙しく…
ざわざわ。外が騒がしい。
「なんだ?」
裂が外を見る。
?「ちょっと!!どいて下さい!」
?「暑苦しい男ばっかり…やっぱり諷様が1番だわ!」
?「……い…ない…。」
?「皆そう言わんと!ほら!!」
裂「あ。彩憂貴学院の生徒会だぁー」
健「なんで?女子校が…?」
諷「どっかの誰かサンが野郎ばかりの行事はおもんないからって女子校も合同でする事になったんですよ。」
健「ふーん」
裂「俺挨拶言ってくるわー」
ホストの格好のまま騒ぎの中心へ向かっていった。
最初のコメントを投稿しよう!