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太「はいはぁーい!!胡桃姉指名ありがとうぉー!!!」
勢いよく太一が胡桃に向かってニッコリ笑う。
胡「久しぶりー!」
健「えっと…潤チャン指名ありがとう。」
潤「……うん。…久し…ぶり」
口角をちょっとあげ喋る潤。
==裂と桜子==
裂「ゴメンネ…今俺しか残っていなくて…」
といいながら跪ずき桜子の手をとり唇をつける。
桜「ちょっと!一々それしないでよ!」
裂「レディーに挨拶をするのはダメですか…?」
桜「いや…それは……」
考える桜子に
裂「悩んでいる顔もお美しいですが…笑っている顔の方がもっとお美しいですね」
桜「はいはい。わたし紅茶がいいわ」
慣れてきたのか軽くあしらう桜子。
裂「かしこまりました。」
ニッコリ笑うと普段動こうとしない裂が動く。
桜「はぁー…」
(裂はいつもあんな感じ…。私はすごく苦手…軽いのが無理。)
と思っていると
裂「はい。どうぞ、お嬢様」
桜「……ん?あ、ありがとう」
なんであんなにキラキラオーラが周りにあるのだろうか…
赤の髪に赤目って!
けど
赤い髪、赤い目…綺麗だよな…
裂「俺の顔になんかついてる?」
桜「え?!いや、ついてないわ。いつみても髪の毛と目の色が慣れないだけ。」
裂「君も…気持ち悪いと思う…?」
桜「違うわ!綺麗だと思って見とれてたの」
すごく綺麗に微笑んで裂に言う。
裂「あ…ありがとう…。」
(…?!綺麗な女の子なんか腐るほど見てきたのに…なんで俺……今みとれたんだ……。)
そんな風に思われているだなんて思ってなんかいない桜子は紅茶を飲む。
桜「これ美味しいわ」
裂「う…ん。」
(やばい…俺おちた…?)
。
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