泡沫の恋

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「大丈夫かい?サソリの旦那」 「で、ででデイダラ!?」 ひょこっとサソリの顔を覗いたのは先程通り過ぎたはずのデイダラだった まさか戻ってくるとは思わなかった人物に、サソリは目を見開き驚いた 「お前…イタチはどうしたんだ」 「先に行ってもらったぜ。旦那しんどそうだったし、ほっとく訳にもいかねーと思ってよ…うん」 サソリの胸が高鳴った。オレを心配してイタチより優先したってことか? 沈んでいた気持ちが一気に膨らむ。そんな気持ちの変化に気づきちょっとまてよ、と自分に問う 何を考えてんだ、オレは。デイダラが自分を優先して嬉しい?んな訳ねェだろーが、くだらねェ…
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