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地球が誕生して三億年、現代人が古代文明と呼ぶ時代である、古代文明は現代より科学技術などが進歩しているが、反面、国と国の戦争などが絶えない
この時代の事を紅世時代と言う
この小説の舞台は古代の日本だ、この頃の日本はまだ中国と陸路が繋がっていた
この頃、日本は四つの国に別れていた、現代の九州に位置する“拏夜-ナヨ-”
現代の近畿地方に位置する“浪花-ナニワ-”
現代の東京付近に位置する“林伽-リンカ-”
現代の北海道に位置する“澪流-レイル-
この四つの国が、国の主権をめぐって戦争していた
そんな時、宇宙から流星群が降り注いだ、流星群に当たった人間は特殊な力を手に入れた、力を“紅-クレナイ-”と言う、紅を持つ人間を“紅人-グト-”と言う
紅人になった人間は、紅を悪さに使う奴もいれば、善に使う奴もいる
そんな時、その力を四つの国は戦争に使い始め、さらに戦争は激しくなった
これは、そんな戦乱の世の中の、一人の少年の話しである
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