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あの後俺たちは別れるとすぐに家に帰った。
家についたはいいがまだ誰も帰ってないらしくしーんとしている。
俺はとりあえず着替えるために2階に上がる。
優『あいつらも一緒やったんか…楽しくなりそうや。』
そんな独り言を言い残しベッドに横になるといつの間にか眠ってしまっていた。
次目覚めたときには時計はすでに19時を回っている頃であった、11時に帰ってきてそのまま寝たので優は8時間も爆睡をかましてしたことになる。
1階に降りると皆が帰ってきていた。
皆と言っても親はいない、死んだとかそんなんじゃなくて父さんも母さんも仕事の都合で外国に出張中だ。
いつ帰るかは分からないらしいのでまあ今は事実上俺と姉ちゃんと弟と妹の4人で暮らしてる。
リビングのドアを開けると皆飯の準備をしていた、今は親がいない以上こうやって皆で協力するのが当たり前で‥ってまあほとんどは姉ちゃんがやってくれてるんだけどね。
優『皆帰ってたんだ、おかえりー!』
そう言って大きな欠伸を一つ欠いていると姉ちゃんが飯を作り終えて机に並べ始めたので俺も手伝う。
姉『よし終わり、優帰ってソッコー寝てたの?』
優『うん、気づいたら今の時間だよ‥美優姉ちゃんはいつ帰ってきたの?』
美優『美優は友達と話してたから14時くらいかな?健人と詩織は仲良く15時きっかしに帰ってきたよ!』
健・詩『仲良くないよ!』
おう毎度のことだけど見事なハモリだな‥見てて飽きないくらいに。
ちなみにこいつらは双子なんだ、健人が兄さんで詩織が妹‥つかまあ双子にどっが兄か姉かなんて関係なさそうなんだけどよ、こいつら自分が兄だ姉だうるさいんだよ…
まあそれも慣れてしまったけどね。
美優『わかったからご飯食べよう?ほら皆座って』
優『いただきまーす!』
と言ってばくばくと食べ始めた優は、食うわ食うわでご飯4杯のおかわりをし結局10分で食べ終えてしまった。
美優『毎日それだけ食べてなんで165しかないんだろうね?』
優『これからがホントの成長期なんだよ‥たぶん……あっあと俺野球部入ったからいちよう報告しとく』
それだけ言い残し2階に上がった。
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