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教室に向かうまでは良かったのだが..俺クラス知らねー!
実はこの学校は先に入学式を終わらし、その後に初めて教室に入るのである。
優『なぁ?』
俺の問いかけに答えてくれたのは迅だった。
迅『なんや?』
優『んっとな..皆何組?ニヒ』
迅『俺は03組やけど、確か直人も03組で剛と進矢と裕が07組で、祐也が02組で翔太が05組で凌が08組やな、優は何組?』
優『俺クラスわかんねー。ハハ』
迅『なにー、なんで体育館に張り出してたクラス表見なかったんだよ馬鹿かお前は!』
そんな怒らなくてもいいのに、仕方ないじゃん急いでたのに...
優『まあいいや、01組から順に見て回るわ、たぶん教室にもクラス表張ってるだろうし、んじゃ!』
08組までいったら先生にソッコー怒られるんだろうな、なんて考えながから01組の前に来た。
予想通りクラスの入り口にはクラス表が張り出されていた、城喜、城喜、城喜、城喜ってやっぱりないか、次02組か...
次の02組でも呪文を詠んだが
って呪文じゃねーよ!
再び城喜を連呼したが名前はなかった...
03組か...
これ先長そうだな。。
優『今度こそあるだろ、城喜、城喜、城喜、あった!』
俺03組なんだ、ってことは迅と直人と一緒じゃん!!
俺は急いでクラスに入った。
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