愛のコトバ

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・・・・・・ある夏の夜。 この辺りでは有名なお祭り。 俺は逸れない様にしっかりと彼女の手をとり人混み中を歩く。 すると・・・突然の雨。 俺達は急いで車まで走った。 『雨・・・降ってきちゃったね。』と、彼女。 淡いピンクの浴衣に、久しぶりに見る髪をアップにした姿に見とれて、つい返事を忘れてしまった。 『ねぇ?・・・コレ付けに行こ?』 巾着から取り出されたのは、【南京錠】 地元ではちょっと有名なデートスポットだ。
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