155人が本棚に入れています
本棚に追加
・・・・・・ある夏の夜。
この辺りでは有名なお祭り。
俺は逸れない様にしっかりと彼女の手をとり人混み中を歩く。
すると・・・突然の雨。
俺達は急いで車まで走った。
『雨・・・降ってきちゃったね。』と、彼女。
淡いピンクの浴衣に、久しぶりに見る髪をアップにした姿に見とれて、つい返事を忘れてしまった。
『ねぇ?・・・コレ付けに行こ?』
巾着から取り出されたのは、【南京錠】
地元ではちょっと有名なデートスポットだ。
最初のコメントを投稿しよう!