1章。悪戯な手紙

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「亜弓じゃだめなの!いいから話なさい。わかった?返事は「はい」か「yes」いいわね」 手首をつかまれたことによりよろめいた太一を無視して淡々と話を進める瑞希・・・本当に一番ノリノリである。 「わーったよ」 後ろ髪をくしゃくしゃさせながら納得いかない表情で歩いていく太一。 「あっあと・・・私達の名前は一切ださないでね。太一の携帯の写メで気に掛けた女の子って感じの設定ね」 瑞希がつけたすように太一に叫ぶ。 「はぁ?なんでだよいみわ・・・」 「いいから「はぃ」は?」 「・・・わかったよ」 太一に有無をいわさない瑞希は太一より男らしくみえた。 「これで繋がりは完成。さぁて手紙でも作成しますか。あっ先名前かな♪」 かなりウキウキな瑞希を筆頭に亜弓たちは手紙を政策し始めた。 ちなみに名前を有季、雅、サポート役に由美を作成した。 これが本物だったらハーレムだがそんなこんなことがあるわけがない。
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