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8月。 今年もこの季節がやってきた。 桜井良平は一人、戦いの準備を始めていた。 今年こそは俺が必ず勝つ。 桜井はそう心に決めていた。 いや、確信していた。 「さて、そろそろ行くか」 蒸し暑い空間の鍵を握りしめ、 桜井は孤独な部屋を後にした。 _
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