第二章

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そんなこと少し前まで思っていた自分なのにまさか自分が女性に恋をしてしまった。 当然、私は戸惑いを隠しきれずはずがなく、 練習で体はクタクタな筈なのに夜はなかなか寝付くことができず、 東京に比べ風が涼しい山の中なのに 私はひとりで汗をかき、 ただひたすらに寝返りをうっていた。
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