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『今日は、休みなさい』
母に言われて再びベッドの中へ。
しかし一度目覚めた以上、どうしても寝られずに窓の側へ行って外を見た。
(マジ…)
そこには異様な光景があった。
学ランを着て走る女とセーラーを着て楽しく笑っている男。
訳が分からない事ばかりで頭が痛い。
何でこんな事が起こっているのか。
何で誰も違和感を持たないのか。
何で自分しか違和感を持たないのか。
とりあえずもう一度ベッドへ戻った。
そうだ、寝ればきっと戻ってる筈だ。
眠れないのを無理矢理寝る様に目を瞑り、悪夢が過ぎるのを待った。
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