はじまり

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「来ないで!!」 少女は周りにいる男たちに向かって言った。 「うるせぇ!黙って金目のもんおいてけ!!」 「そんなもん持ってないって言ってるでしょ!」 「ならオメーを連れて帰って、楽しませて貰うしかねぇな!」 「なっ!?そんなの嫌よ!」 少女は男たちを睨み付けるが、男たちはゲラゲラと笑うばかりである。 「さぁ、かんねんしねぇか!」 そう言って一人の男が少女の手を掴もうとしたその時だった。
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