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ヒューー・・・・
ボフッ・・・・
「ッ・・・・あれ?なんかフカフカ・・・・?」
「こんにちは、暁音さん。ワープ地点を僕のベッドの上に設定しておきました」
これなら着地に失敗しても大丈夫ですからね?
と紫苑は意地悪そうな笑みを暁音に向けた。
「もぅ・・・・まぁありがとうございます。
で、今日の用件はなんですか?」
暁音がベッドを降りながら言う。
「まぁ、今日はお話を少し」
紫苑が近くにある椅子に暁音をエスコートする。
「今日も、まぁ妖怪払いの特訓というメニューは同じなのですが・・・・
暁音さんは普通の人間なので、僕みたいには当然出来ないんです」
「話の途中割り込んでごめんなさい。
率直に、紫苑さんは一体どういった人間・・・・というか存在・・・・なんですか?」
紫苑は少し何かを考えて口を開いた。
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