第五巻

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ヒューー・・・・ ボフッ・・・・ 「ッ・・・・あれ?なんかフカフカ・・・・?」 「こんにちは、暁音さん。ワープ地点を僕のベッドの上に設定しておきました」 これなら着地に失敗しても大丈夫ですからね? と紫苑は意地悪そうな笑みを暁音に向けた。 「もぅ・・・・まぁありがとうございます。 で、今日の用件はなんですか?」 暁音がベッドを降りながら言う。 「まぁ、今日はお話を少し」 紫苑が近くにある椅子に暁音をエスコートする。 「今日も、まぁ妖怪払いの特訓というメニューは同じなのですが・・・・ 暁音さんは普通の人間なので、僕みたいには当然出来ないんです」 「話の途中割り込んでごめんなさい。 率直に、紫苑さんは一体どういった人間・・・・というか存在・・・・なんですか?」 紫苑は少し何かを考えて口を開いた。
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