第五巻

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「あ、えっとお名前は・・・・分からないんですよね?」 すいません、とその女性はなぜかクスリと笑いました。 「あなたも・・・・名前が・・・・?」 僕はその女性に分かり切った質問を立ちながら投げ掛けました。 当然の如く、彼女は首を横に振りました。 そして、彼女は側にあった古い木造の屋敷を指差してこういいました。 話合った結果、この屋敷に入ればこの事態に何か機転を与えることができかもしれない、と。 僕はなすがままに四人に引きつられ、その館に入っていきました。
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