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「そして、僕達5人はここでかぐや様に出会い、名前の代わりとなるコードネームを貰ったのです」
「じゃあ、妖怪払いの5人はそれぞれの過去を知らずに生きているんですか?」
「まぁそうなります。その後、稀なる素質を見いだされた5人は、かぐや様直々に妖怪払いの特訓を施されたのです」
と、紫苑は自分の右手を握ったり開いたりする。
「恐らく、かぐやの野郎はこいつら5人の記憶喪失になんらかの妖怪の類が絡んでると見たんだろうな。証拠に、こいつらにはあり得ないほどの霊感や力があるからな」
「あ、ブレイズ。いたんですか?」
「失礼な奴だな。最初からいた」
ブレイズは尻尾をブンブンと振り自分の存在をアピールした。
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