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「ふぅ・・・・。
成功しました!」
そういうと、ニカッと微笑み、ピースサインを作った。
「なんだかわからないけどありがと・・・・」
よければ詳しく話が聞きたいんだけど?
と、彼女は若干の上目遣いで青年に寄り添った。
「・・・・まぁ少しなら」
「ホントに!?
やった!!」
と、彼女は軽く跳ねるように喜びを表現をした。
「あ、まだ自己紹介まだだったね?
私は桜北高校二年の《東城暁音》。
・・・・あなたは?」
「えっと・・・・
《紫苑 しおん》です。
紫苑って呼んでください」
「学校は?」
「やめました」
「・・・・まぁ理由はなんとなくわかるからいいやっ」
はいじゃあこれ私の電話番号ね、空いてる時間に電話してきてね!!
すぐに飛んでいくから!!
と、暁音は駆け足でその場を去っていった。
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