第一巻

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「ふぅ・・・・。   成功しました!」 そういうと、ニカッと微笑み、ピースサインを作った。 「なんだかわからないけどありがと・・・・」 よければ詳しく話が聞きたいんだけど? と、彼女は若干の上目遣いで青年に寄り添った。 「・・・・まぁ少しなら」 「ホントに!? やった!!」 と、彼女は軽く跳ねるように喜びを表現をした。 「あ、まだ自己紹介まだだったね? 私は桜北高校二年の《東城暁音》。 ・・・・あなたは?」 「えっと・・・・ 《紫苑 しおん》です。 紫苑って呼んでください」 「学校は?」 「やめました」 「・・・・まぁ理由はなんとなくわかるからいいやっ」 はいじゃあこれ私の電話番号ね、空いてる時間に電話してきてね!! すぐに飛んでいくから!! と、暁音は駆け足でその場を去っていった。
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