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「どうした!?大丈夫か!!?」
「はぁ…わ、悪い………いやな事、思い出して…」
淳は優しく背中を擦ってくれた。
「無理すんなよぅ…」
「ありがとう…」
僕達は教室へ歩き出した。
途中でチャイムが鳴り出したので、走った。
渡り廊下を走っていると、黒い物体が飛び出して来て、派手にぶつかった。
ドンッッ
「いった………」
「…………」
ぶつかった物体が何だったのか、目をそちらに向けた。
女の子だった…
「ご…ごめんなさい、大丈夫?」
僕は手を差し出した。
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