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…実は、夢なんじゃないか?
ハオはそっと自分の右肩を見る。そこには、朱色の刻印があった。
夢じゃないんだな…。
これからどうなるんだろう。カインはなぜ私に力を貸したんだ?
「…う~ん、ハオぉ?」
リオはハオの存在に気付き、目を覚ました。
「リオ、大丈夫だったか?」
「白髪のお兄さんが助けてくれたの。」
ハオの心配そうに呟いた質問に、リオは笑顔で答えた。
「…怖い思いをさせてごめん。これからはちゃんと私が守るからな。」
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