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長い黒髪に妖精の様な長い耳が垂れ、ボルテージを纏った女が、ハオが出ていくのを見計らって、家の中に侵入した。名前はルルという。
「あの子、強いから出来れば戦いたくないのよね~。」
つい先日、弟がハオに殺されたのだ。
眠っているリオを抱えた。
「憎らしい位可愛い子ね…。殺してやりたいくらいに…。」
本当は弟の仇を取りたいが…この子は生かして持ってこないとイケないのだ。
「さて…と。」
「待て。何者だ。」
いつの間にか肩に剣を装備したハオが後ろに立っていた。
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