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「リオ起きろ。遅刻するぞ。」
ハオの一日は寝起きの悪いリオを起こすことから始まる。
「…う~ん。」
まだリオはベッドの中で寝ぼけている。
「こら、リオ。起きろ。」
「相変わらず朝弱いんなぁ~。いい加減起きたらどうや?」
ハオの言葉の後に、色黒で長身のショートヘアの女性の声が続いた。
その聞き覚えのある声に、リオは勢いよくガバッと起きた。
「スミちゃん!!」
「はよ準備しーや。」
スミはクスクス笑った。
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