契約

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「待たせてごめんね~。」 リオの言葉に「いつものことや。」とスミは笑った。 ハオは外まで二人を見送った。 「リオ、気をつけろよ。」 「うん。いってきまーす。」 二人の姿が見えなくなると ハオは家の中に戻った。しばらく歩いて、スミがいつも思っていた疑問をリオにぶつけた。 「なぁ、ハオちゃんていつも見送ってくれるやろ?自分は学校行かんの?登校拒否かなんか?」
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