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寝てるには不自然だ
声をかけてみる
「すみません。」
返事はない…
もう一度、大きな声で
呼んでみる…
「すみません!」
やはり返事はない、
家にも、
誰も居ないようだ…
私は、決心して
門を開け、中に入り
倒れている人に駆け寄る
近づくと、おばあちゃんが苦しそうに倒れていた。
「大丈夫ですか?」
おばあちゃんはなおも
苦しそうにしている。
私は、鞄から携帯を取り出すと救急車を呼び、玄関のチャイムを鳴らす
「どなたかいませんか?」
何度か呼び鈴を押し、呼びかけたが返事は無かった…
私は、おばあちゃんのところに戻ると
「大丈夫ですよ。救急車呼びましたから、頑張って下さい。」
正直、こんな時に何を話し掛ければ良いか分からなかったが、必死に励ました。
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