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俺には付き合い始めてから二年になる彼氏(?)がいる。
今日は泊まりに来てたんだけどさ、まだ目が虚ろなのでちゃんと目が覚めていない様子。
流 「玲汰!おはよう!!」
玲 「うん。おはよ。」
うん。
今日もカッコいい!(笑)
だって‥‥好きですから?
玲汰がキッチンへ向かうのを後ろから眺める。
玲汰が寝ていたベッドに顔を埋める。
玲汰の匂い‥‥
安心する‥
香水だって付けてないのに甘い香りがする玲汰。
流 「そろそろ行かなきゃこっち来るな‥‥」
キッチンへ向かうと、玲汰が食パンを焼いて待っていた。
食パンをかじる玲汰。
しかし薄めの。
流 「もっと食えよー」
体が心配だ。
玲 「朝飯あまり食べねーの」
え?
じゃあ何で?
流 「じゃあ何で今日食べてるの?」
玲 「‥‥‥予想してみな」
わかんない‥‥
玲汰は意地悪そうに微笑む。
俺は知りたくて考える。
しばらくしたら玲汰が話しかけてきた。
玲 「流鬼?」
寝たふりしとこ。
玲 「‥‥お前の為だっつーの」
え?
俺の為?
寝たふりしてるので聞くわけにはいかない。
けど‥‥
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