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奇跡
クリスマスの日、えみはお昼に寛人と待ち合わせをした。えみはあまりにも顔がニヤけるので、必死に顔を戻そうとするが、
「あれ?えみさん鼻の下がにょ~んって3mぐらい伸びてますよ?www」
と、逆にからかわれてしまった(笑)
「うるさい!」
と真っ赤な顔で言うえみの顔は、相変わらずニヤけていた(笑)
フロントでチェックインを済ませた二人は、コテージのドアを開けて驚いた。
「おぉっ?!」
「わ、すご!ひろっ!すごぉーい!!!!」
なんとベットは四つもあった。全部シングルだったが…
「4回は出来るね♪」
ニコニコしながら意味不明な事を寛人に言われ、
「何言ってんの?!ばっかじゃないの?!」
とニヤけがおさまらない真っ赤な顔で抗議するえみ。
「あれ?顔が真っ赤だよ?w」
またもからかわれてしまった…
「期待してるんでしょ?」
寛人が耳元で囁く。吐息に「ビクッ!」っと反応するえみを、おかしそうに笑う。
「なっ…!」
えみは悔しいながらも色んな意味でドキドキしていた。
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