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「夢じゃないよ♪」
ふいに寛人がそう言った。
「え?」
もしかして、私が思った事わかったの?!…しかし、寛人はそれ以上何も言わず、えみは混乱したまま家に帰った。
翌日、寛人からのメールを見て、えみは奇跡が起った事にやっと気が付いた。そのメールには、
「愛してる」
と綴られていたからだ。えみと過ごした時間が、寛人の「えみを信じる気持ち」を取り戻させたクリスマスだった。
運命の瞬間は、すぐそこまで迫っていた。
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