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省吾はガックリ肩を落とした。
ポストを閉めようとすると一通の封筒が奥のほうに入っているのが見えた。
「キタか!!!」
省吾の眼前に海の幸と冷たいビールが見えた。省吾は封筒を手に取ると宛名も無い、差出人もない封筒だということがわかった。
省吾は何だろう?と不思議に思いながらも一抹の期待をこめ、その場で封筒を破り空けた。
そこには便箋が数枚入っていた。なにやら手紙のようだった。
当選通知でも郵便の不在通知でも無かった。省吾の体はアパートに着いた時よりどっと疲れを感じた。
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