白髪のオズ

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その時、この教会のステンドグラスがいきなり割れた。 「っ!?」 カレンとジルベールは身構えた。 「…すみませ~ん」 扉をドンドン叩く音がし、カレンが開くと、今にも泣きそうなナギが立っていた。 ワケを聞くと、ホウキが勝手に進み、このステンドグラスにつっこんだということらしい。 話を聞き終わったジルベールは爆笑した。 「アハハハハ…」 「あの?」 ナギはワケが分からず呆然としている。 「ごめんなさいね。…オズって結構命を狙われるのよ。だからてっきり…、アハハハ」
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