白髪のオズ

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ジルベールは優しく微笑んだ。 「は、はい。また。」 ナギは、嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ちで顔を真っ赤にし、来た道をダッシュした。 「ナギ!!」 勿論、ルイスに怒られたのは言うまでもない。 ルイスとの時間が終わり、昼休みになった。 ナギは学生寮に住んでいた為、お昼は寮の学食だ。 やはり混みあっていてなかなか空いている席が見つからない。 さっき頼んだ『Aランチ』を持ってうろうろしていると、遠くから声が聞こえた。 「おーい、ナギー。」
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