2030人が本棚に入れています
本棚に追加
ジルベールよりも4つほど年下で、まだ成長期がきていないのか背丈もジルベールより小さかった。知的な美少年というのが相応しいだろう。
「オズ、誰かつけてますね。どうします?」
私がやりましょうかという顔でジルベールを見た。
「待って。…シヴァ。何をこそこそしてるの?」
ジルベールは後ろを振り返って言った。
すると木の影からひょこんとシヴァと呼ばれた女性が現れた。金髪のウエーブ掛かった腰まである髪型で碧眼のつり目が印象的だが、どことなくジルベールに似ている。
最初のコメントを投稿しよう!