2030人が本棚に入れています
本棚に追加
「ちぇっ。バレたか」
シヴァは悔しそうな顔をした。
「普通に出てきたらどう?」
ジルベールは、フフッと笑った。
「驚かしてやろーと思ってさ。それよりこれ…速達で届いた」
シヴァはそう言って一通の手紙を取り出した。
ジルベールとマキは、封筒の刻印を見て深刻な顔をした。
「……読む必要はないわ」
ジルベールは手紙を手で燃やした。
「オズ!」
その行動を見て、マキは声をあげた。
「いいのよ。それよりシヴァありがとう」
何事も無かったようにジルベールは笑った。
「…はいよ。じゃあまたね!」
そう言ってシヴァはほうきに乗って消えた。
最初のコメントを投稿しよう!