白髪のオズ

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「ちぇっ。バレたか」 シヴァは悔しそうな顔をした。 「普通に出てきたらどう?」 ジルベールは、フフッと笑った。 「驚かしてやろーと思ってさ。それよりこれ…速達で届いた」 シヴァはそう言って一通の手紙を取り出した。 ジルベールとマキは、封筒の刻印を見て深刻な顔をした。 「……読む必要はないわ」 ジルベールは手紙を手で燃やした。 「オズ!」 その行動を見て、マキは声をあげた。 「いいのよ。それよりシヴァありがとう」 何事も無かったようにジルベールは笑った。 「…はいよ。じゃあまたね!」 そう言ってシヴァはほうきに乗って消えた。
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