~始まり~

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… どれくらい経ったんだろう。 頭の痛みは消えていて、妙に清々しい気分になっていた。 「なんだったんだろう…」 気付いたら夕方になっていた。 きっとどこからかが夢だったと思いたい。 けれどそれはしっかりとテーブルの上で存在感を放っていた。 心なしか光っているようにも見える。 「……な…何?」 おれの頭の上には《?》マークが3つ並んでいた。
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