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今日はX’mas。
町はクリスマスムード一色。
本当なら、俺も大好きな人と
過ごすはずだったのに
隣にその人は居なくて、俺はひとり…
聖たちにパーティーに誘われたけど
気が乗らないから断った。
だから、今は俺一人で
街をぶらぶらしてたんだけど
街には楽しそうな家族や
幸せそうな恋人達で溢れてて
そんな光景を見れば
思い出すのはあの人で
考えると寂しくなるから
出来るだけ考えないようにしてきたけど
やっぱり考えちゃうんだよね…。
「赤西君に逢いたい…」
でも、こんなこと赤西君には言えない。
だって赤西君、俺には甘いから寂しいとか、逢いたいとか言ったら
途中で帰って来ちゃうかもしれないし。
そんなの俺が許さない。
せっかく貰ったチャンス、無駄にしたら勿体ないでしょ?
だから、俺は弱音なんて吐かないよ
赤西が帰ってくるまで頑張ってみせる
でも、帰って来たら真っ先に
俺んとこに逢いに来て
そして、いっぱい愛を下さい。
今、一緒に居られない時間を
埋められるように。
立派なニューヨーカーになって
帰って来てね 俺のマイダーリン。
おわり。
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