このまま…

3/5
前へ
/49ページ
次へ
しばらくすると… 「赤西く~ん横山く~ん」 と自分の名前を呼ぶ声が聞こえた。 振り向かなくてもわかる。あの声は田口だ 声の主は俺達が居る席に近づき空いてる椅子に腰掛けた。 そこで俺は初めて目を向けた。 そこに居たのはやっぱり田口で 思ってた以上に可愛い… なんだその可愛さは 他のやつに見せるのは勿体ねーくらい可愛い てか 見せねーし 「赤西君 いいなぁ 普通の格好で」 話を振られ引き戻される俺。 「結構大変なんだよ?この格好。スースーするし 走るのは大変だし。ね?横山君」 「俺は中々楽しいんやけどな てか田口めっちゃ女装似合うやんか 」 「えー横山君の方が似合ってるよ。ねー?赤西君。」 「…え? あぁ 」 あ、嘘。田口の方が数倍可愛いから 「ほら 赤西君もそー言ってる」 俺のバカー…
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

51人が本棚に入れています
本棚に追加