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しばらくすると…
「赤西く~ん横山く~ん」
と自分の名前を呼ぶ声が聞こえた。
振り向かなくてもわかる。あの声は田口だ
声の主は俺達が居る席に近づき空いてる椅子に腰掛けた。
そこで俺は初めて目を向けた。
そこに居たのはやっぱり田口で
思ってた以上に可愛い…
なんだその可愛さは
他のやつに見せるのは勿体ねーくらい可愛い
てか 見せねーし
「赤西君 いいなぁ 普通の格好で」
話を振られ引き戻される俺。
「結構大変なんだよ?この格好。スースーするし 走るのは大変だし。ね?横山君」
「俺は中々楽しいんやけどな てか田口めっちゃ女装似合うやんか 」
「えー横山君の方が似合ってるよ。ねー?赤西君。」
「…え? あぁ 」
あ、嘘。田口の方が数倍可愛いから
「ほら 赤西君もそー言ってる」
俺のバカー…
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