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が、特に歩く速度は変わらない。
…
というか、なんか徐々に遅くなってるような気がする
(。-ω-)
俺は心配になり、シオンの方に行くことにした。
近付いて行くとシオンが大きな荷物を背負っていることに気付く。
……
…
ってかデカすぎねぇ?( ̄ロ ̄ll)
あ、こけた…
どうやら麻を大量収穫してきたらしい。
俺は麻に埋もれたシオンを発掘し、気を失っている彼女の意識を取り戻すべく、おでこをツンツクつつき続けた。
が、一向に起きる気配がない。
(たまに「んムゥ」とかうなされてたりするが…)
「返事がない。ただの屍のようだ…」
そっと独りゴチる俺の後頭部にふいに衝撃がほとばしり、見事に麻の山にぶっ飛ばされた。
ぶっ飛ぶ直前に「アホかっ!」って聞こえた気がする…
今のところ俺に突っ込みを入れる人間は1人しか思い当たらない。
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