プロローグ

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数分程その場に座っていたが急に立ち上がり、墓石を愛しそうに見つめながら     「ありがと―そして―       ごめんなさい―」  と聞き取るのがやっとという程小さな声で呟き、歩きだした。       ――――あの頃にはもう戻れない―――     ――あの人が……生きていた…私が笑っていた   幸せな頃には…もう          戻れないんだ――
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