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「他人、つまりは恋人にもなれるし、イチャイチャ出来るし、そういうことも法とかに捕われず出来るじゃねぇかッ。 しかも、仲睦まじく同棲中と来てやがるっ。俺、黒魔術とか使えたら、確実にお前を呪ってるぞ、コラァッ」 「五月蝿いわ。 第一、同棲じゃねぇっ。詩姫姉が勝手に居座ってるだけじゃっ、俺は一人暮らししたかったのに詩姫姉が何か家具一式移してきて住んでるだけだっ! 寧ろ、あれは居候だ!」 「ま、まさかテメェ、家主の命令だ、とか言って、詩姫さんとあーんなことやこーんなことを強制的にさせてんじゃねぇだろうな!?」 「なぜ、そこまで妄想出来るっ!?」 こいつは本気で脳に異常がないか調べに病院連れていったほうがいいかもしれない。
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