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小悪魔のようにニヤニヤとお母さんは口元に手をあてて笑う
「なんかぁー叫び声がきこえたんだけどーぉ?」
「え!?あっ、ごめん!なんでもないから気にしないで…!」
私は顔を赤くしたまま、両手の平を横にブンブンと振った
どーしよう今の見られたかも!?
「ふーん。…あっ、もしかして英二君のこと考えてた?」
ドキッ!!
私の心臓は大きな音を立てた
「あらあら?図星?」
「んなっ、何言ってんの?べべ、別に英二の事なんか全然!これっ…ぽっちも!考えてないわよ?」
私が必死にそう言うと、お母さんは楽しそうに「あら、そう?」と、笑みを浮かべた
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