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いつでも、本能で生きている。
自由でやりたいときに
やりたいことだけ。
めんどうなことは嫌いだ。
~♪♪
「ん?どーした」
さっき一緒だったゆうやからだ。
「ジュリさぁ、今日俺の先輩とか友達なんかみんなで飲むんだけど…クラブやめて一緒にいかない? 」
「……。なんでぇ?ゆうや、ジュリと一緒がいいんだぁ。」
得意の思わせぶりだ。
返ってくる言葉は…わかってる。
「一緒にいたいょ」
やっぱり。
つまらない男。らくなだけだ。
「ねぇジュリ、今日はね昔からよくしてもらってる凄い先輩もくるんだよ。その先輩にジュリのこと話してたら、会ってはなしてみたいって。」
「んーなんか面白そう。行く行く。」
「よかったぁ。じゃあ、夜むかえにいくから」
「オッケー。バッチリ決めてく」
(今日、クラブいけなぁい。ジュリ。)
まきに断りのメールを打って
飲みに行くため足早に家に帰った。
これが…
人生を大きく変えてしまう
一本の電話だった。
自分がまだちっぽけで
何も知らない小娘だなんて…
21歳のあたしは自分が大人だと
そぅ思っていた。
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