闇を纏いし者

8/8
前へ
/416ページ
次へ
俺は息を切らしながらも怒鳴る。 「名前とかだ!貴族なんかじゃねぇだろ!? それにどうやって消し――――がっ!?」 「うるさい。這っていろ。」  黒づくめの男は指をピッと下に向ける。 それと同時に俺は大地に這いつくばった。 何だ!?この力は?! 「よかろう。 我の名を教えてやろう」 「…………うぎぎッ………!!」 「我の名は…………『恐怖の魔王』。」 そして仲間にやったように俺に手をかざした。 メコッ。 そこで俺の人生の記憶は途絶えた。 後に、この日に新たな歴史が刻まれる。 『恐怖の魔王』アンゴルモア復活
/416ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1275人が本棚に入れています
本棚に追加