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俺は息を切らしながらも怒鳴る。
「名前とかだ!貴族なんかじゃねぇだろ!?
それにどうやって消し――――がっ!?」
「うるさい。這っていろ。」
黒づくめの男は指をピッと下に向ける。
それと同時に俺は大地に這いつくばった。
何だ!?この力は?!
「よかろう。
我の名を教えてやろう」
「…………うぎぎッ………!!」
「我の名は…………『恐怖の魔王』。」
そして仲間にやったように俺に手をかざした。
メコッ。
そこで俺の人生の記憶は途絶えた。
後に、この日に新たな歴史が刻まれる。
『恐怖の魔王』アンゴルモア復活
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