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涙で前が歪んで見える
だかしかし人じゃないということが直感的にわかった
それに
(時間が止まってる!?)
通行人やら車やら俺以外の全ての動きが止まっていた
「…誰ですか?」
俺はもっともな質問をする
「僕は時の神様…でいいのかな?」
―なんだそりゃ
つーかなんで疑問系なんだよ
「いやいや、どっからどー見ても神様ですよね」
「そうかな、そうだよね!嬉しいよ」
(こいつわざと言ってんのかな)
「で、その時の神様が俺に一体何の用でしょうか」
呆れて返す
「僕、実は君のこと前々から面白いと思ってよく見てたんだよ」
―はぃぃぃぃ!?
いきなりのストーカー宣言ですか?
「じゃあ…俺が言いたいことわかりますよね?」
少々怒りを抑えつつ、緊張した感じに聞いてみた
「過去に戻りたいんでしょ?」
ご名答だ
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