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とりぁぇず イスの上に陸を乗せる そして たまたま持っていた水を飲ませる 『大…丈夫か?』 「ごっ、めん…な……さぃッッ」 『あやまんなら、倒れんな』 不器用だった私にはそれしか言えなかった そして 陸の格好を良く見たら 病院に居るような格好をしている 私は謎に思った 『あんた名前は?』 「藍原 陸」 『名字一緒じゃん』 「すごいね☆」 陸は嬉しそうに言った 『偶然だし…ってか、なんでそんな格好してんの?』 「…………」 『無視??!』 キレ気味で言う私に陸はビックリする そして ぉそるぉそる答える 「……抜け…出したの」 『どこを??』 「……」 『病院?』 「……………」   コクン 陸は無言で頷く  
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