特別
4/4
読書設定
目次
前へ
/
4ページ
次へ
「今日の晩御飯、何がいい?」 彼女が僕に言った。 僕はさっき言えなかった事、特別な日だからこそ言える事を言った。 「お前の手料理がいいな」 僕と彼女は、また顔を見合わせて笑った。 僕は幸せだったと心から思える。 出来ればこれからもずっとこうありたかったけど。 そんなのは無理だって事も、次の日の朝が来ないって事も全部知ってる。 今日は特別な日。 僕達に残された、最後の一日。
/
4ページ
最初のコメントを投稿しよう!
3人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
3(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!