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俺たちはぎこちない距離感で歩きながら、映画館に向かった。
この日を
デートと呼んでイイのかはわからないけど、まだ知り合ったばかりの俺たちには映画館デートが1番だと思ったんだ。
だけど…
俺は映画の内容をほとんど覚えていなぃ。
彼女が隣にいると思うと、落ち着かなくて…
でも…気付かれないよぉに、映像の光で微かに照らされた彼女の鼻筋の通ったキレイな横顔を見つめていたから。
彼女は映画が面白いのか、時折笑みを浮かべながら映画に見入っていた。
そんなことだから、俺は後々とても困ることになったんだ…
君が何年経っても、あまりにもその映画の話をするから…見ていなかった俺は返答にいつも困ってたんだょ。
君はそんな俺の苦労は知らなかっただろぉけど…。笑
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