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告白の日…
俺はいつものようにキツイ練習を終えて、待ち合わせの場所である駅に向かった。
心臓の鼓動は早さを増すばかりで、手には冷や汗を掻いていた。
駅に着くとまだ彼女は来ていたかった…
そのせいで、
ホッとしたのかなんだか気が抜けてしまった。
それから15分ほど待っていると…
必死に自転車をこいで、駅に向かってくる彼女の姿が待合室の窓から見えた。
来たっ…!!
気が抜けていた俺の背筋はピンと張り、心臓は再び鼓動を3倍速に早めていく…。
俺は頬を両手で2回ほど叩き、自分に気合いを入れた。
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