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「遅くなっちゃってごめんね!!」
彼女は呼吸を乱しながら、真冬なのに額にはうっすらと汗をかいていた。
急いで来てくれたことがうかがえた。
「窓から必死にチャリこいでる姿が見えたょ!」
「見られてたんだ…恥ずかしぃ…。」
彼女は本当に恥ずかしそぉに、視線を下に向けた。
それから、
覚悟を決めたはずなのに…緊張しすぎてなかなか告白の言葉を言えず、1時間くらい他愛もない話をしていた。
すると、
「もぉ時間も遅いし、そろそろ帰らなきゃ…。」
時間を見ると10時前になっていて、いつも彼女とサヨナラをする時間…
ここで言うしかなかった!!
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