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「林!!」
授業中に寝ていた俺は、休み時間のチャイムと共に僕の机の前にやってきた、野球部仲間の小林の声で起こされた。
「なんだょ…」
「お前ホントに寝起き悪りぃなぁ~。」
「で、何かあったの?」
この時の俺は、起こさて機嫌が悪く…小林の話に耳を貸すつもりはなかったのだけど、小林の一言目で一気に眠気も覚め、機嫌も良くなった。
「お前と友達になりたぃって女の子がいるんだ!!
しかも…
花美乃女子高校の子だぜ!!」
花美乃女子は俺が通っていた市内の高校では、制服も可愛く、可愛い女の子が通う高校で有名だった。
まして、
俺は野球特待で高校に入学したため、スポーツクラスといぅ女子のいないクラスに在籍していたので、もちろん彼女なんているわけがなかったし…
花見乃女子と聞いて、一瞬で周りが明るくなった気がした。
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