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「それって…まぢかよ?」
「嘘なわけないだろっ!!
俺の同級生のヤツが花美乃女子にいるんだけど、そいつの友達がお前と友達になりたいって言ってるらしぃんだ。」
俺は嬉しいながらも、本当に花女の子が俺なんかと…って疑いの思いも胸に抱いていた。
実を言えば…
俺は17年の人生の中で、1度も恋をしたことがなかったし、されたこともなかったから。
野球ばっかしてたから、仕方ないのかもしれないけど…。
そんな俺だったけど、
その女の子を信じて…連絡先を教えることにした。
「もちろん、メールしてみるだろっ?」
からかいながら言う小林に、
「あぁ…その女の子に俺のアド教えていいから。」
と平然を装って、友達になることにオッケーのサインを出した。
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