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シメ子の子供の親権問題は、調停で話し合われることとなった。
弥生さんは、シメ子の母親、つまり姑から
『私が育てますって言わにゃ~!』
と、何ども突かれていた。
弥生さんは調停員から
『この子は、あなたが育てますか?』
と訪ねられた。
『いや!絶対にいや!』
心の中で叫んでいた弥生さんは、調停員に訪ねてみた。
『もし、私が、この子を育てない…と言ったなら、この子はどうなるのですか?』
『それは…誰も育てる人がいないのであれば、養護施設に入る事になりますね』
人間の心が弥生さんに、シメ子の子供を育てます…と言わせた。
シメ子は、じぃさんと結婚した。
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