ORION

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  花のように生きれたなら   鳥のように飛べるのなら   どんなに幸せなんだろ    泣きたい時に泣いて    笑いたい時に笑えたら    幸せと呼べるのだろう   明日を知ってても   昨日を覚えていても    今日が幸せとは限らない     でもね、これで良かった     完璧なら君はいらなかったから   生まれてくれてありがとう        君が音なら 僕は詞になるよ   僕が音なら 君が詞になってよ   そうすれば唄になるから   僕ら歌えるから 君だけに伝えられるよ   君への唄なら 僕だけの唄にもなるから    届ける事が出来るから   だから、もう少し待ってて、笑顔で   不安定な音達が織り成す時代を見せてあげるから       死を知らずに生きれたなら    罪を犯さずに歩めたら   どんなに楽だっただろう   逃げたい時に逃げて   命を辞める事なんて   僕は望まないだろう   権力を持っていても   涙を知らないなら   それを幸せと名付けれない    でもね、これで良いんだ     ふざけても真面目にしても    明日は平等に訪れるんだ       君が音なら 僕が奏でるよ    僕が音なら 君が奏でてよ    想い出を唄に出来るから   僕ら進めるから 明日へ翔べるよ   君への声なら ひとりにさせないから   弱いのだって強さだから    だから、もう少しだけ待ってて、素直に   不安定な音達と織り成す時代を共に歩めるまで        君が唄なら 僕が歌うよ   僕が唄なら 君が歌ってよ    君は正しいから 全て信じなよ   馬鹿にされても 君が笑うなら   迷いなんてないから   だから、悪いけど、これからも歌うよ    不安定な音達と育てたこの時代が星になれるまで
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